何度でもキミに恋をする(旧題:もう一度キミと青春を)

「…ま、信じるよね。ずっと支えてくれてる人だもんね。真中さんに再会したのはいつなの?」


これ以上の沈黙に耐えられなかった。


蒼空の答えを聞くのか怖い。


私より真中さんを選ぶ蒼空を目の当たりにしたくない。


「再会?俺は、ずっと紬と付き合ってるって聞いたけど」


「ん…?じゃあ、真中さんから何をどう説明されてるから教えてくれないかな…?」


「いや、普通に同じ中学校に通って付き合ってたとしか聞いてないけど、どういう意味?」


「その中学校って、どこの中学校なの?」


「東京。俺、ずっと東京に住んでるんじゃないの?」


「いや…え…?」


村に住んていたことさえ、なかった事にされてるの…?


どうしてそんな酷いことを…。


真中さんがやってることは、記憶の改ざんだ。


いくら蒼空が好きでも、絶対にやっちゃいけないこと。


まさか、ここまで大きな嘘をついているとは思いもしなかった。