何度でもキミに恋をする(旧題:もう一度キミと青春を)

なんの迷いもなく即答してくれた。


重すぎて誰にも話せないような感情も、受け止めてくれるんだ。


「一途でいるってすごく難しいことだと思う。一途でいればいるほど苦しいことってあんじゃん。もう全部忘れられたらどんなにいいか…って。他の異性に手を出すことだってできるのに、そうしない。それって、まじですげぇと思う」


赤嶺くん…。


“もう忘れたほうがいいよ”


幾度となく言われた。


“蒼空のことを想っていても花純が苦しいだけ”


何度も何度も、想いを絶ち切ることを勧められた。


「ずっと一人の人を想い続けてる森下は、素敵だよ」


私の想いを尊重してくれる人は初めてだ…。


「ありがとう、赤嶺くん」


「そうそう、その笑顔。その笑顔に俺は惚れたの」


ニッと笑ってポップコーンを口に放り込む。


つられて私もポップコーンを口に運ぶ。


チョコの甘みとポップコーンの塩っ気が混ざり合ってすごく美味しい。