世界で一番好きな人

笑顔をもらってるのも、幸せをもらってるのもいつも私なのに。



「千瑛、これからもよろしくね。大好き!」



千瑛は照れくさそうに優しく笑った。


少しでも千瑛を笑顔にできるように頑張ろう。だって私は千瑛の笑顔が大好きだから。





「え、茉莉花バイト始めるの?」


「しっ!千瑛には内緒なんだから!」


「なんで千瑛くんには内緒なの?」



昨日のことを思い出して、思わず顔がにやける。



「昨日千瑛がおそろいのストラップくれてね、記念日のことなんて覚えてないと思ってたのに、まさかプレゼントまで用意してくれててすごい嬉しくて!千瑛は何もいらないって言ってたんだけど、やっぱり何かあげたいなーって思って。それも、サプライズで!…けど、今月のお小遣い使い切っちゃって、お金ないからバイトするの」


「ふーん、結局惚気ね」