そんなことは恥ずかしくて言えるわけもなく、繋がれた手をぎゅっと握った。
*
千瑛と付き合ってから、一ヶ月が経った。
毎日一緒に帰ったり、たまに放課後デートをしたりと、なかなか順調だ。
「茉莉花、一緒に帰ろ…って、そういえば今日で一ヶ月だっけ?千瑛くんと帰るの?」
「うん!…って言っても、多分千瑛は記念日とか覚えてないと思うけど。そういうの疎そうだし…」
自分から「今日で一ヶ月だね」と言うのも、記念日を気にしているめんどくさい女って思われそうで嫌だ。
「まあ、たしかに。…って、噂をすれば彼氏だよ」
「んだよ、噂って」
怪訝な顔をしている千瑛に「なんでもない」と言って曖昧に返す。
「今日、寄りたいとこあんだけどいい?」
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千瑛と付き合ってから、一ヶ月が経った。
毎日一緒に帰ったり、たまに放課後デートをしたりと、なかなか順調だ。
「茉莉花、一緒に帰ろ…って、そういえば今日で一ヶ月だっけ?千瑛くんと帰るの?」
「うん!…って言っても、多分千瑛は記念日とか覚えてないと思うけど。そういうの疎そうだし…」
自分から「今日で一ヶ月だね」と言うのも、記念日を気にしているめんどくさい女って思われそうで嫌だ。
「まあ、たしかに。…って、噂をすれば彼氏だよ」
「んだよ、噂って」
怪訝な顔をしている千瑛に「なんでもない」と言って曖昧に返す。
「今日、寄りたいとこあんだけどいい?」

