トライアングル模様/その7
麻衣
今日は三田村さんからの請負を消化だ
なんのことはない、私にとっては片づけ仕事の範疇だわ
...
「あんたでいいのかな?T子の代理人って」
「ええ、そうよ」
「J子、用件さっさと済ましちゃいなさいよ。これからバイトだし、私さ」
どうやら相手はズベ2匹だな
どっちも私よりでかいわ
...
「じゃあ、さっそくいくよ。T子には私達との”契約”を守ってほしい。まあ、簡単ね。こういうことよ」
「依頼人はその”契約”とやらに、瑕疵が存在すると言ってるわ」
「はあ…、カシ?なに意味不明な単語持ち出してんのよ。はぐらかすんじゃないよ、アンタさ」
「そうそう。T子とはいじめっ子撃退した際、一人に付、3000円って契約なんだよ。この前のここでの夜は5人だから、3000円かける5で15000円ってこと。こんなん、小学生だって計算間違えないって。そこでアンタの計算結果を先ず聞くわ。答えなよ!」
「ゼロね。どう計算しても」
「???」
「おい!何とぼけたこと言ってんだ!どういう根拠でゼロなんだっての!」
ズベどもは私と体が触れるくらいに距離を詰めてきたわ
うわっ、クサっ!
こいつら、化粧とタバコの臭い合わさっちゃてるよ
...
「その”契約”とやらは、あくまでいじめをしてきた奴らを追っ払った人数にかかる、一人アタマの単価で3000円だろ?」
「ああ、そうだって。さっきから言ってんだろ、お前!」
「依頼人が言うには、最初に偶然いじめから助けてもらって、その時、口約束を交わしたらしいわね。まあ、それが”契約”なんだろう。そのあと5日後に二人、その3日後に4人、さらにその翌日には5人だそうだ。これ、間違いないね?」
「そうね、そんなペースだったわね。なにしろ、T子、オーラあるから。いじめてちょうだいビーム、ビンビン飛ばしてるみたいでさあ…、ハハハ…」
「アハハハ…、その通り!」
何とも程度が知れる掛け合いだなあ(苦笑)
...
「依頼人はいくら何でも、ヤラセだと主張してる。私がフェアな立場で聞いても、この頻度はとても偶然とは思えないよね」
「なんだと!私たちが自作自演、仕掛けしてるってのかよ!」
「違うのか?」
「テメエ、私らにいちゃもん付けに来たのか!そんなら、証拠見せな!」
フン、言ったな
麻衣
今日は三田村さんからの請負を消化だ
なんのことはない、私にとっては片づけ仕事の範疇だわ
...
「あんたでいいのかな?T子の代理人って」
「ええ、そうよ」
「J子、用件さっさと済ましちゃいなさいよ。これからバイトだし、私さ」
どうやら相手はズベ2匹だな
どっちも私よりでかいわ
...
「じゃあ、さっそくいくよ。T子には私達との”契約”を守ってほしい。まあ、簡単ね。こういうことよ」
「依頼人はその”契約”とやらに、瑕疵が存在すると言ってるわ」
「はあ…、カシ?なに意味不明な単語持ち出してんのよ。はぐらかすんじゃないよ、アンタさ」
「そうそう。T子とはいじめっ子撃退した際、一人に付、3000円って契約なんだよ。この前のここでの夜は5人だから、3000円かける5で15000円ってこと。こんなん、小学生だって計算間違えないって。そこでアンタの計算結果を先ず聞くわ。答えなよ!」
「ゼロね。どう計算しても」
「???」
「おい!何とぼけたこと言ってんだ!どういう根拠でゼロなんだっての!」
ズベどもは私と体が触れるくらいに距離を詰めてきたわ
うわっ、クサっ!
こいつら、化粧とタバコの臭い合わさっちゃてるよ
...
「その”契約”とやらは、あくまでいじめをしてきた奴らを追っ払った人数にかかる、一人アタマの単価で3000円だろ?」
「ああ、そうだって。さっきから言ってんだろ、お前!」
「依頼人が言うには、最初に偶然いじめから助けてもらって、その時、口約束を交わしたらしいわね。まあ、それが”契約”なんだろう。そのあと5日後に二人、その3日後に4人、さらにその翌日には5人だそうだ。これ、間違いないね?」
「そうね、そんなペースだったわね。なにしろ、T子、オーラあるから。いじめてちょうだいビーム、ビンビン飛ばしてるみたいでさあ…、ハハハ…」
「アハハハ…、その通り!」
何とも程度が知れる掛け合いだなあ(苦笑)
...
「依頼人はいくら何でも、ヤラセだと主張してる。私がフェアな立場で聞いても、この頻度はとても偶然とは思えないよね」
「なんだと!私たちが自作自演、仕掛けしてるってのかよ!」
「違うのか?」
「テメエ、私らにいちゃもん付けに来たのか!そんなら、証拠見せな!」
フン、言ったな



