真実、その深い沼/その5
ケイコ
これって、マッドハウスじゃんか!
最後の地権者を口説いたバンドメンバーって、どう考えてもアキラだし…
建田さん、麻衣、それにアキラのギターの先生…
私だって、これくらいすぐ特定できる…
なんなの、この記事!
...
「このコピーを送ってくれた人、実は相和会を追っていた別の週刊誌の記者なんだ。警察から戻ったあと、アパートの前で会ってさ。でも、その時はすでに圧力がかかってて、もう、取材を断念したって言ってたよ。君には接触しなかっただろうけど、いろいろ知ってた」
アキラ、これを受け取る前に、ギターの先生から記事の件は聞いていたんだそうだ
この記事の情報元はロードローラーズのメンバー
それも私は想像できる
じゃあ、目的って何?
お金?それとも、その他に感情的なものとかも?
「これ、オレをメンバーから外したかった奴を麻衣が操って、大阪行きを阻止したその延長で、彼に無理やり週刊誌で暴露させたんだ。おそらく間違いない。で、その目的っていうか、狙いがね…」
アキラはため息ついて、下むいちゃったじゃないか
...
私は憎しみであふれんばかりの気持ちと向き合いながらも、麻衣の心の芯を図った
「あいつの考えははっきりわからないけど、まずはこの記事によって私たちに起こり得ること。そこを判断しなきゃね」
「うん。それでね、その記者、追川って人なんだけど、オレたちのことは本気で心配してくれてる。相和会をずっと追求してきた人だからさ、この記事でどういう影響が及ぶか、プロの感でピンと来てることがあるんと思うんだ。どうかな?その人の意見聞いてみたら…」
「でも、剣崎さんとの約束はいいの?マスコミに接触なんて絶対まずいんでしょ?」
「うん。だから、ここは剣崎さんに真っ先に連絡して、この記事の情報提供は全くないって、そう告げるのことも考えてる。君と相談して決めようと思ってたんだ。ふう…、どうするか…」
アキラ…
私だってわかんない
だって、私たち、所詮ウソついてる
警察に偽証だし…
そこからそもそもだよ…
私、また心臓が苦しくなってきた…
ケイコ
これって、マッドハウスじゃんか!
最後の地権者を口説いたバンドメンバーって、どう考えてもアキラだし…
建田さん、麻衣、それにアキラのギターの先生…
私だって、これくらいすぐ特定できる…
なんなの、この記事!
...
「このコピーを送ってくれた人、実は相和会を追っていた別の週刊誌の記者なんだ。警察から戻ったあと、アパートの前で会ってさ。でも、その時はすでに圧力がかかってて、もう、取材を断念したって言ってたよ。君には接触しなかっただろうけど、いろいろ知ってた」
アキラ、これを受け取る前に、ギターの先生から記事の件は聞いていたんだそうだ
この記事の情報元はロードローラーズのメンバー
それも私は想像できる
じゃあ、目的って何?
お金?それとも、その他に感情的なものとかも?
「これ、オレをメンバーから外したかった奴を麻衣が操って、大阪行きを阻止したその延長で、彼に無理やり週刊誌で暴露させたんだ。おそらく間違いない。で、その目的っていうか、狙いがね…」
アキラはため息ついて、下むいちゃったじゃないか
...
私は憎しみであふれんばかりの気持ちと向き合いながらも、麻衣の心の芯を図った
「あいつの考えははっきりわからないけど、まずはこの記事によって私たちに起こり得ること。そこを判断しなきゃね」
「うん。それでね、その記者、追川って人なんだけど、オレたちのことは本気で心配してくれてる。相和会をずっと追求してきた人だからさ、この記事でどういう影響が及ぶか、プロの感でピンと来てることがあるんと思うんだ。どうかな?その人の意見聞いてみたら…」
「でも、剣崎さんとの約束はいいの?マスコミに接触なんて絶対まずいんでしょ?」
「うん。だから、ここは剣崎さんに真っ先に連絡して、この記事の情報提供は全くないって、そう告げるのことも考えてる。君と相談して決めようと思ってたんだ。ふう…、どうするか…」
アキラ…
私だってわかんない
だって、私たち、所詮ウソついてる
警察に偽証だし…
そこからそもそもだよ…
私、また心臓が苦しくなってきた…



