勃発/その14
麻衣
しかし笑っちゃうわ
囲い場所がラブホってんだから、ハハハ…
2階の部屋につくと、女一人に男4人だもん(笑)
「オヤジさん、ご苦労様です。奥さんも、こんなところにわざわざ、すいません」
まだ奥さんじゃないって…(苦笑)
...
あっ…、窓際には”あの人”がいるわ
「親分!どうもお世話になってます」
「間宮、聞いてると思うが、もうすぐ俺の嫁になる麻衣だ。まあ、初対面じゃないのは知っているが」
「麻衣さん、この度はご婚約おめでとうございます!」
間宮は立ったままで丁重なお祝いの言葉だ
「ありがとう。間宮さんも、お勤めご苦労様でした」
なんか、コイツ、ムショ帰りの割には肥えたんじゃないの?
...
「お前の受け入れ先が決まった。広島の五島組だ。”西の御大”の口利きでな。御大には静岡の叔父貴がお願いしてくれてた。まあ、最低でも数か月ってとこだな。先方はお前の事情は承知済で、客分扱いされるんで、居心地は悪くないだろう…」
「なにから何まですいません、倉橋親分…」
間宮康は私の嫌いな”型”の人間だ
フフッ…、最も私の言うとおりに動いてくれたんだから、感謝はしてるけど
逆に私の誘いをキッパリと拒んだ浅田さんは、嫌いな”型”ではなかった
その浅田さんは、すでに命を落としたわ
考えてみると、建田さんを裏切ったコイツが相和会に守られ、建田さんに最後まで忠義を尽くした浅田さんは殺された
マッドハウスでも、コイツはアキラを虐げて意地悪ばっかだったらしいけど、浅田さんは地上げを成功させたアキラをちゃんと評価していたと聞いた
フン、間宮は今後の振舞いによっては、”麻衣ヒットリスト”に登場もあり得るわ
...
「ここを出るのは明日の朝6時だ。いいな、お前ら、気を抜かずに発てよ。じゃあ、頼むぞ」
「はい、お疲れ様でした!」
「麻衣、行こう」
「ええ」
私たちが部屋を出る時には”女”が入れ替わっていた
「ミカ、コイツが麻衣だ」
「奥さん、初めまして。以後、お見知りおきを…」
「こちらこそ。よろしくお願いしますね」
ミカという人は20代後半くらいの、スマートな女性だったわ
「今の女は腕が立つんだ。外部の雇いだが。明日、間宮がここを出る際のボディーガードを兼ねてる」
廊下へ出た後、優輔さんが小声で言うと、ニヤッと笑みをこぼした
うーん、さすが武闘派のリーダーは手駒も豊富ね
でも、このタイミングで私に引き合わせって、ひょっとしたら…
...
「ああ、優輔さん…。せっかくだからここで、”一発”やって行きましょうよ」
「は?」
「どうせなら、間宮の部屋の真上がいいわね。刺激的よ」
そう言って、私は優輔さんに体をピタッとくっつけてね…
「おい、お前…。まだ夕方前の真昼間だぞ」
はは、だからいいんじゃないのよ(笑)
麻衣
しかし笑っちゃうわ
囲い場所がラブホってんだから、ハハハ…
2階の部屋につくと、女一人に男4人だもん(笑)
「オヤジさん、ご苦労様です。奥さんも、こんなところにわざわざ、すいません」
まだ奥さんじゃないって…(苦笑)
...
あっ…、窓際には”あの人”がいるわ
「親分!どうもお世話になってます」
「間宮、聞いてると思うが、もうすぐ俺の嫁になる麻衣だ。まあ、初対面じゃないのは知っているが」
「麻衣さん、この度はご婚約おめでとうございます!」
間宮は立ったままで丁重なお祝いの言葉だ
「ありがとう。間宮さんも、お勤めご苦労様でした」
なんか、コイツ、ムショ帰りの割には肥えたんじゃないの?
...
「お前の受け入れ先が決まった。広島の五島組だ。”西の御大”の口利きでな。御大には静岡の叔父貴がお願いしてくれてた。まあ、最低でも数か月ってとこだな。先方はお前の事情は承知済で、客分扱いされるんで、居心地は悪くないだろう…」
「なにから何まですいません、倉橋親分…」
間宮康は私の嫌いな”型”の人間だ
フフッ…、最も私の言うとおりに動いてくれたんだから、感謝はしてるけど
逆に私の誘いをキッパリと拒んだ浅田さんは、嫌いな”型”ではなかった
その浅田さんは、すでに命を落としたわ
考えてみると、建田さんを裏切ったコイツが相和会に守られ、建田さんに最後まで忠義を尽くした浅田さんは殺された
マッドハウスでも、コイツはアキラを虐げて意地悪ばっかだったらしいけど、浅田さんは地上げを成功させたアキラをちゃんと評価していたと聞いた
フン、間宮は今後の振舞いによっては、”麻衣ヒットリスト”に登場もあり得るわ
...
「ここを出るのは明日の朝6時だ。いいな、お前ら、気を抜かずに発てよ。じゃあ、頼むぞ」
「はい、お疲れ様でした!」
「麻衣、行こう」
「ええ」
私たちが部屋を出る時には”女”が入れ替わっていた
「ミカ、コイツが麻衣だ」
「奥さん、初めまして。以後、お見知りおきを…」
「こちらこそ。よろしくお願いしますね」
ミカという人は20代後半くらいの、スマートな女性だったわ
「今の女は腕が立つんだ。外部の雇いだが。明日、間宮がここを出る際のボディーガードを兼ねてる」
廊下へ出た後、優輔さんが小声で言うと、ニヤッと笑みをこぼした
うーん、さすが武闘派のリーダーは手駒も豊富ね
でも、このタイミングで私に引き合わせって、ひょっとしたら…
...
「ああ、優輔さん…。せっかくだからここで、”一発”やって行きましょうよ」
「は?」
「どうせなら、間宮の部屋の真上がいいわね。刺激的よ」
そう言って、私は優輔さんに体をピタッとくっつけてね…
「おい、お前…。まだ夕方前の真昼間だぞ」
はは、だからいいんじゃないのよ(笑)



