勃発/その7
砂垣
まったくへんてこりんなヤツだな、バグジーさんは…
少刑帰りのケンカ狂だって聞いてたから、土方みたいな風体を想像していたが、ちょっとアレレってきたよ(苦笑)
髪型とかルックス、それに服装も今のハヤリ系じゃん
それに身につけてるもん、みんな高そうだな
まあ、体は概ね大場から聞いていたラインだろう
それで、奴の実力の度合いだが…
実戦現場を拝見でってことになったわ
まあ、一応、今日は小手調べだけは見せてもらったんだが…
...
はー?
コレ、マジかよ…
「おい、砂さん!こりゃ、本モンだろう!」
ああ、すげえや…
コンクリートの境界石を、掌でつかんで引っこ抜いちまうんだからな…
土手だから、周りは土だが、地面から出てるのは10センチ程度なのに、ひょこっと訳なくってとこだったわ
握力は100以上ってことか…
それにスパーンも恐ろしくデカイ
ふふ、これだけで、概ね使えるってのは分かった
さあ、この後はこれからの段取りだ
...
バグジーと別れた後、俺たち3人はルーカスで打合せとなった
「砂さん、そろそろウォーミングアップは終了でいいんじゃねえか?次のステップに進もうや」
まず大場が切り出した
「蘇我はどう思う?」
「ああ、もう体は温まってる。向こうもな。いこうや、すぐにでも」
よし、まずは二人に前置きをしておこう
「まあ、時機ではあるな。そこでだ、二人には今後のシュミレーションをオレと共有してもらいたいんだ」
二人は頷いた
「おい、いいか…。今日、諸星さんと話して確信したことがあるんだ」
今度は二人、顔を見あわせてるわ
...
「仮に俺たちが念願成就の際、ここの3人の立場は限りなく、やくざモンの色が濃くなる。これは、俺たちが”不自由”になることだと懸念してるんだ」
「今一つわかんねえな。なあ、大場…」
「ああ、もう少し詳しく説明してもらいたいな」
「うん。俺たちは何を目指してるかだ。別に正式にバッジつけたいわけじゃない。そんなん、何かと拘束されてやりたいことが自由にできねえよ。だが、それモンの威光が拝借できりゃあ、幅が利くし、他の連中にも強く出られるから、かじる実もその辺の不良どもなんかをはるかに超える」
ハハハ…、こいつらすでに身を乗り出して、目を輝かせてんじゃねえかよ
「…気分もいいし、いい思いが出来るのに気楽だ。そういうおいしいポジションでだ、勢力を大きくするってのが、俺たちの目指してるものだと思ってるが、二人はどうだ?」
俺はこの二人が異を唱えるはずがないのを承知で、あえて確認の作業とした
砂垣
まったくへんてこりんなヤツだな、バグジーさんは…
少刑帰りのケンカ狂だって聞いてたから、土方みたいな風体を想像していたが、ちょっとアレレってきたよ(苦笑)
髪型とかルックス、それに服装も今のハヤリ系じゃん
それに身につけてるもん、みんな高そうだな
まあ、体は概ね大場から聞いていたラインだろう
それで、奴の実力の度合いだが…
実戦現場を拝見でってことになったわ
まあ、一応、今日は小手調べだけは見せてもらったんだが…
...
はー?
コレ、マジかよ…
「おい、砂さん!こりゃ、本モンだろう!」
ああ、すげえや…
コンクリートの境界石を、掌でつかんで引っこ抜いちまうんだからな…
土手だから、周りは土だが、地面から出てるのは10センチ程度なのに、ひょこっと訳なくってとこだったわ
握力は100以上ってことか…
それにスパーンも恐ろしくデカイ
ふふ、これだけで、概ね使えるってのは分かった
さあ、この後はこれからの段取りだ
...
バグジーと別れた後、俺たち3人はルーカスで打合せとなった
「砂さん、そろそろウォーミングアップは終了でいいんじゃねえか?次のステップに進もうや」
まず大場が切り出した
「蘇我はどう思う?」
「ああ、もう体は温まってる。向こうもな。いこうや、すぐにでも」
よし、まずは二人に前置きをしておこう
「まあ、時機ではあるな。そこでだ、二人には今後のシュミレーションをオレと共有してもらいたいんだ」
二人は頷いた
「おい、いいか…。今日、諸星さんと話して確信したことがあるんだ」
今度は二人、顔を見あわせてるわ
...
「仮に俺たちが念願成就の際、ここの3人の立場は限りなく、やくざモンの色が濃くなる。これは、俺たちが”不自由”になることだと懸念してるんだ」
「今一つわかんねえな。なあ、大場…」
「ああ、もう少し詳しく説明してもらいたいな」
「うん。俺たちは何を目指してるかだ。別に正式にバッジつけたいわけじゃない。そんなん、何かと拘束されてやりたいことが自由にできねえよ。だが、それモンの威光が拝借できりゃあ、幅が利くし、他の連中にも強く出られるから、かじる実もその辺の不良どもなんかをはるかに超える」
ハハハ…、こいつらすでに身を乗り出して、目を輝かせてんじゃねえかよ
「…気分もいいし、いい思いが出来るのに気楽だ。そういうおいしいポジションでだ、勢力を大きくするってのが、俺たちの目指してるものだと思ってるが、二人はどうだ?」
俺はこの二人が異を唱えるはずがないのを承知で、あえて確認の作業とした



