勃発/その6
バグジー
ここが火の玉川原か…
その昔、女達がその情念の丈を凌ぎ合う、決闘の場とした聖地…
川の水は決して澄んではいないが、いいな…
私の故郷も千曲川という由諸ある名高い水の流れがある
川のせせらぎで血をたぎらせる…
珠玉さ
...
「おお砂垣、こっちがバグジーこと、柴崎典男君だ。まあ、お互いよくコミュニケーションとって、鞍上よくやってくれ。なら、後は任せるんで、帰るぜ」
「こんちわ。バグジーさん、俺は砂垣ってもんだ。聞いてると思うけど」
「ああ、聞いてる。なんか筋金入りの風見鶏だってな」
「なんだと!てめえ、金で雇われてる分際でいい気になるなよ!」
「蘇我!落ち着け…。バグジーさんよ、要は俺があんたを所管だ。気に入らねえんだったら、受け取った現ナマ返上で、引き上げなよ。別に止めねえよ、こっちは」
「あんた、どうした?評判と違うな。風見鶏っていうから、もっとアレかと思ってたが…」
「はあ‥?」
「まあ、気を悪くしたら、訂正する」
「てめえ、訂正じゃねえだろ!謝罪だっての!」
...
「蘇我、やめろって。はは、まあ、バグジーさん、なるべくなら仲良くやろうや。それで、早速なんだが、今回の役目は聞いてるよな?」
「星流会からは、主に女の集団が相手だと聞いてる」
「そうだ。だが、女と言ったって、そこらの腑抜けた男なんか束になっても蹴散らすような輩だよ。まずは気を引き締めてくれ。それで、アンタの”力具合”を事前に見定めたいんだが…」
「手っ取り早く相手にケンカ売って、それを見てもらえばわかってくれると思うが…」
「ハハハ…、あのさあ、こっちもいろいろ方針がある訳なんで、やたらめったらケンカはしかけられないんだよ。相手との駆け引きもあるし。まあ、やるんなら、こっちとは利害関係がない相手じゃないとな…」
「わかった。じゃあ、ムショから戻ったら落とし前をつける相手がいるんで、そこを見学してもらうか」
「砂さん、それなら問題ないだろう」
「そうだな…。なら、その場を見学ってことでいいかい、バグジーさん」
「ああ、決行がはっきりしたら連絡しよう」
「じゃあ、当面の連絡はこの大場ってことで頼むわ」
大場と蘇我は取るに足らないカスだが、砂垣はいい
予想が外れたわ
バグジー
ここが火の玉川原か…
その昔、女達がその情念の丈を凌ぎ合う、決闘の場とした聖地…
川の水は決して澄んではいないが、いいな…
私の故郷も千曲川という由諸ある名高い水の流れがある
川のせせらぎで血をたぎらせる…
珠玉さ
...
「おお砂垣、こっちがバグジーこと、柴崎典男君だ。まあ、お互いよくコミュニケーションとって、鞍上よくやってくれ。なら、後は任せるんで、帰るぜ」
「こんちわ。バグジーさん、俺は砂垣ってもんだ。聞いてると思うけど」
「ああ、聞いてる。なんか筋金入りの風見鶏だってな」
「なんだと!てめえ、金で雇われてる分際でいい気になるなよ!」
「蘇我!落ち着け…。バグジーさんよ、要は俺があんたを所管だ。気に入らねえんだったら、受け取った現ナマ返上で、引き上げなよ。別に止めねえよ、こっちは」
「あんた、どうした?評判と違うな。風見鶏っていうから、もっとアレかと思ってたが…」
「はあ‥?」
「まあ、気を悪くしたら、訂正する」
「てめえ、訂正じゃねえだろ!謝罪だっての!」
...
「蘇我、やめろって。はは、まあ、バグジーさん、なるべくなら仲良くやろうや。それで、早速なんだが、今回の役目は聞いてるよな?」
「星流会からは、主に女の集団が相手だと聞いてる」
「そうだ。だが、女と言ったって、そこらの腑抜けた男なんか束になっても蹴散らすような輩だよ。まずは気を引き締めてくれ。それで、アンタの”力具合”を事前に見定めたいんだが…」
「手っ取り早く相手にケンカ売って、それを見てもらえばわかってくれると思うが…」
「ハハハ…、あのさあ、こっちもいろいろ方針がある訳なんで、やたらめったらケンカはしかけられないんだよ。相手との駆け引きもあるし。まあ、やるんなら、こっちとは利害関係がない相手じゃないとな…」
「わかった。じゃあ、ムショから戻ったら落とし前をつける相手がいるんで、そこを見学してもらうか」
「砂さん、それなら問題ないだろう」
「そうだな…。なら、その場を見学ってことでいいかい、バグジーさん」
「ああ、決行がはっきりしたら連絡しよう」
「じゃあ、当面の連絡はこの大場ってことで頼むわ」
大場と蘇我は取るに足らないカスだが、砂垣はいい
予想が外れたわ



