再び出会った道/その16
ケイコ
また麻衣に行き着いたってことかよ…
いつもアイツだ
常にあの野郎だよ…
...
「アキラ、麻衣が婚約したって件さ…、都県境の私らの間では凄いんだ。これって、麻衣が意図的に情報を加減してると思うんだよ」
「そう…。追川さんもさ、その業界じゃ廻りが今イチなわりに、”巷”ではじゃんじゃん流れてるのが、ひっかっかってるって様子だったかな」
「麻衣は動くよ、ハデに。アイツ、また”元”の道に出たんだ。突っ走るつもりだよ、今まで以上に…」
「ケイコちゃん、何が言いたいの?」
アキラはそう言っているが、わかってるはずだ
麻衣のこれから、それに今、ヤツがアタマの中で巡らしてることを…
...
「私さ、麻衣とは命のやり取りをした訳だから、まあ、わかるよ。アイツはいつ死んでもいい覚悟だって…。ううん、正確には、いつ死んでも構わない、そう言う生き方じゃなきゃ、自分が今生きてる意味ないじゃんって…。そういうヤツなんだよ、麻衣は」
アキラは大きく頷いてる
それにしてもだ…
テーブルを挟んでお茶を飲みながら、エグイ話してるな、私たち
しかも…
テレビから流れる、お笑いのバラエティー番組がBGMだし…
つくづく異常空間だわ、私たち
...
「でもね…、今の麻衣は私たちを追い詰めようとか、そんな気はないと思うんだ。もう、私たちのことなんかアタマから抜けてるかもしれない…」
「そうだな。病院で会った時、今後オレ達には係らないと誓っていたし。あいつ、そんなとこでケチなウソはつかないだろう」
「ということならさ、麻衣のアクションで、”即”私たちに極端な危険が生じる可能性って、かなり低いんじゃないかな?」
「そうかもな…」
「ただ、問題なのは今、麻衣が向き合ってる”相手”だよ。表面上は砂垣さんってことになるけど、実際は星流会だろうと思う。それって、私たちにとってはけっこう重要かも…」
アキラは今一つ、分かりかねてるみたいだ
これには、まず去年の再編騒動のことを話さないとね
ケイコ
また麻衣に行き着いたってことかよ…
いつもアイツだ
常にあの野郎だよ…
...
「アキラ、麻衣が婚約したって件さ…、都県境の私らの間では凄いんだ。これって、麻衣が意図的に情報を加減してると思うんだよ」
「そう…。追川さんもさ、その業界じゃ廻りが今イチなわりに、”巷”ではじゃんじゃん流れてるのが、ひっかっかってるって様子だったかな」
「麻衣は動くよ、ハデに。アイツ、また”元”の道に出たんだ。突っ走るつもりだよ、今まで以上に…」
「ケイコちゃん、何が言いたいの?」
アキラはそう言っているが、わかってるはずだ
麻衣のこれから、それに今、ヤツがアタマの中で巡らしてることを…
...
「私さ、麻衣とは命のやり取りをした訳だから、まあ、わかるよ。アイツはいつ死んでもいい覚悟だって…。ううん、正確には、いつ死んでも構わない、そう言う生き方じゃなきゃ、自分が今生きてる意味ないじゃんって…。そういうヤツなんだよ、麻衣は」
アキラは大きく頷いてる
それにしてもだ…
テーブルを挟んでお茶を飲みながら、エグイ話してるな、私たち
しかも…
テレビから流れる、お笑いのバラエティー番組がBGMだし…
つくづく異常空間だわ、私たち
...
「でもね…、今の麻衣は私たちを追い詰めようとか、そんな気はないと思うんだ。もう、私たちのことなんかアタマから抜けてるかもしれない…」
「そうだな。病院で会った時、今後オレ達には係らないと誓っていたし。あいつ、そんなとこでケチなウソはつかないだろう」
「ということならさ、麻衣のアクションで、”即”私たちに極端な危険が生じる可能性って、かなり低いんじゃないかな?」
「そうかもな…」
「ただ、問題なのは今、麻衣が向き合ってる”相手”だよ。表面上は砂垣さんってことになるけど、実際は星流会だろうと思う。それって、私たちにとってはけっこう重要かも…」
アキラは今一つ、分かりかねてるみたいだ
これには、まず去年の再編騒動のことを話さないとね



