ヒートフルーツ【特別編集版第2部】/リアル80’S青春群像ストーリー♪

再び出会った道/その7
砂垣




アツシはとつとつと語ったよ

「そうですか…。じゃあ、定男さんの死は麻衣のせいだ」

「ああ、そう理解してる。俺はね。だけど、さっきも言ったとおり、この話が出回れば、俺から漏れたとすぐにわかる。大丈夫なんだな、その辺は」

「当然ですよ。第一、そんな軽はずみなことしたら、アンタも俺を始末するでしょ?俺達は下っ端なりに、抑止力が成立してるってことですよ。だからこそ、いろいろ話し合えるんだ。そうでしょ?」

「オフコースだ」

は?

なに、英単語だかバンド名だかを出してんだよ、コイツ


...



このアツシからのネタは、そっくりそのままでは、星流会に流せない

コイツの身もそうだが、俺だって下手したら殺される

だから、情報交換が成り立ったんだ

こっちの憶測が裏を取れたってことで、要は隠し技の温存でいい

今はね

それで、メインディッシュは次だ


...



「アンタ、麻衣の友達の彼女が、忘れられないんだってね。なんでも、麻衣に無理やり別れさせられたって聞いてるんだが…。7こも8こも下の鼻たれ娘にそれじゃあ、我慢ならないでしょ、フツー」

俺は性懲りもなくけしかけた

「いいかげん、その手の挑発やめろよ、おたく。いいか、俺はメリットがなけりゃ、お前みたいなオポチョニスト、相手にしない。メリットだ!なけりゃ、ここで帰る。それで、しかるべき対処をする。わかってるな!」

「ええ、全部わかってますよ。ここでお互い強圧しあっても、何も起こらない。無駄でした。ええと、その子、大河原の北田久美とかってかわい子ちゃんでしたね。セットしますよ。再開の場を」

「本当か?」

ハハハ…

ヨダレなんか流すなって、アツシさんよ


...



俺は元カノの女とは、セット出来たら知らせると言って別れた

さあ、仕掛けるぞ

こっちだって必死だ