再び出会った道/その5
砂垣
なんてこったい!
一体全体、どうなってるんだってーの
...
「金城さん、そちらの方にはどう入ってるんですか?」
「フン、俺にだってわかるかい。オヤジさんに聞いても、知らせは届いてないってことだし」
「関東の方だけ、弾かれたってことですか?」
「いや、いくつかの直系には行ってる。その枝の二次団体にも。要は選別してやがるんだ。何を企んでいるのか…、相和会のダボめ!」
麻衣があの”撲殺男”で知る人ぞ知る、相和会の武闘派幹部、倉橋さんと婚約だと?
相和会は東西両広域組織と、今後の協定同意を交わしたばかりじゃないか!
その中には、故相馬会長の生きた跡を消し去るって、条項があると聞いたぞ
あのクソ憎たらしい小娘なんぞ、相馬さんそのものじゃないかよ!
そんなの、極道社会の常識だろーが
まったく、頭が痛くなってきた…
...
「順次、いいか、よく聞け。今回の協定で、関西は相和会の北に拠点ができた。そのあおり食って、関東じゃ南のウチが長年何やってんだって、寄合いのたびにオヤジさんが嫌みを全身に浴びてんだ。その長年をガキの領分にツバつけてきた星流会が、ここで今、最前線に立てるチャンスでもあるんだ!おう、わかってるのか、お前」
「わかってますよ、金さん…」
「バカヤロー!ちゃんと金城さんって言え!」
単純だな…、この人
相変わらず…
…
「お前みたいなハンパ者に、肩入れしてきたんだ、これまでずっとな。今回はビシッと成果持ってこいや。でよう…、例の死んだ相馬ジュニアのダチ公使って、うまく組み立てしてみろや。あのバカ息子が自殺した原因、そいつ知ってるらしいぞ。うまく囲え。きっと、あのイカレれた麻衣とかって娘が浮かび上がる。それでチョンだ。できるな、順二!」
偉そうに、このシッポ振りが…
「ええ、了解しましたよ、金城さん。俺だって、麻衣なんかいい加減、葬りたいですからね。だけど、フォロー大丈夫なんでしょうね」
「テメー、何が言いてーんだ?あー!」
やばい、金ちゃん、気が立ってるわ
「まあ、落ち着いてくださいよ。ガキの世界じゃ、あのヒールズでのリンチ事件内幕暴露とか、実にしたたかなんですよ。要は、俺に恥をかかせる事実を公表するぞって…。これ、麻衣と倉橋さんがつながったからってサインですよ」
これは明らかだって!
あの二人、ベッドの中で、俺のことをネタにして盛り上がってるんじゃないのか?
クソッ!
砂垣
なんてこったい!
一体全体、どうなってるんだってーの
...
「金城さん、そちらの方にはどう入ってるんですか?」
「フン、俺にだってわかるかい。オヤジさんに聞いても、知らせは届いてないってことだし」
「関東の方だけ、弾かれたってことですか?」
「いや、いくつかの直系には行ってる。その枝の二次団体にも。要は選別してやがるんだ。何を企んでいるのか…、相和会のダボめ!」
麻衣があの”撲殺男”で知る人ぞ知る、相和会の武闘派幹部、倉橋さんと婚約だと?
相和会は東西両広域組織と、今後の協定同意を交わしたばかりじゃないか!
その中には、故相馬会長の生きた跡を消し去るって、条項があると聞いたぞ
あのクソ憎たらしい小娘なんぞ、相馬さんそのものじゃないかよ!
そんなの、極道社会の常識だろーが
まったく、頭が痛くなってきた…
...
「順次、いいか、よく聞け。今回の協定で、関西は相和会の北に拠点ができた。そのあおり食って、関東じゃ南のウチが長年何やってんだって、寄合いのたびにオヤジさんが嫌みを全身に浴びてんだ。その長年をガキの領分にツバつけてきた星流会が、ここで今、最前線に立てるチャンスでもあるんだ!おう、わかってるのか、お前」
「わかってますよ、金さん…」
「バカヤロー!ちゃんと金城さんって言え!」
単純だな…、この人
相変わらず…
…
「お前みたいなハンパ者に、肩入れしてきたんだ、これまでずっとな。今回はビシッと成果持ってこいや。でよう…、例の死んだ相馬ジュニアのダチ公使って、うまく組み立てしてみろや。あのバカ息子が自殺した原因、そいつ知ってるらしいぞ。うまく囲え。きっと、あのイカレれた麻衣とかって娘が浮かび上がる。それでチョンだ。できるな、順二!」
偉そうに、このシッポ振りが…
「ええ、了解しましたよ、金城さん。俺だって、麻衣なんかいい加減、葬りたいですからね。だけど、フォロー大丈夫なんでしょうね」
「テメー、何が言いてーんだ?あー!」
やばい、金ちゃん、気が立ってるわ
「まあ、落ち着いてくださいよ。ガキの世界じゃ、あのヒールズでのリンチ事件内幕暴露とか、実にしたたかなんですよ。要は、俺に恥をかかせる事実を公表するぞって…。これ、麻衣と倉橋さんがつながったからってサインですよ」
これは明らかだって!
あの二人、ベッドの中で、俺のことをネタにして盛り上がってるんじゃないのか?
クソッ!



