ヒートフルーツ【特別編集版第2部】/リアル80’S青春群像ストーリー♪

この愛を一歩、一歩/その19
ケイコ



開けてびっくり玉手箱とは、このことだ!

美咲からのB5サイズの封筒の中には、そっくりそのまんま、未開封の定型封筒が入っていたんだけど…

美咲の添え書きには、こう記されていた

”お姉ちゃん、今度会う時にとも思ったんだけど、早い方がいいかなって。ちなみに、その手紙をポストから取り出したのは、お母さんです。じゃあ、またね”

で…、私宛の白い定型サイズの封筒は、なんとテツヤからだった…


...


なんか、開けるの恐いな…

アイツのことだから、何書いてるかわかんないよ

とは言え、アキラがシャワー浴びてるうちに読まなきゃね…


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フロム、”エロ男”南部テツヤの手紙…

やっぱし中身は、アイツ”そのもの”だったわ


...



『前略…、おけい、おい!元気か?少しは胸、でっかくなったかな?年上の彼にどんどん揉んでもらって、町で会った時、オレがムラムラするくらいにペチャ直してもらえよな。ああ、その際、左右均等にな。いびつにならないように、バランスよく揉んでねって、愛しの人によく言うんだぞ。By the way…、この前、商店街でおばさんと会ったよ。そんで参ったわ…。お前のこと、今の男から奪ってきてよって言われちゃってさ…』

ギエーってとこだわ

思わずそのまま声に出そうだったし

『…オレ、言ったよ。おけいが本気で好きになる人なら、ぜーったいに悪い人じゃないからって。オレがそうだったでしょうってね。そしたらおばさん、苦笑いしてたわ。そんで一言返ってきた。”でも、超どスケベって重大な欠点があったわね。今の男も、何かすごい欠点とかは覚悟しないと…”だって!ハハハ…、おばさん、大丈夫だよ』

なんという会話をしてるんだ、この二人…


...



ヤツのデカくて汚い字は続く…

『…ああ、仲通りのフェミレスでバイト始めたってな、おけい。お前のウエイトレス姿、かわいいだろうなあ…。ぜひ拝みたいんだけどよ、数人のラブちゃんが絶対行っちゃダメって、ガード固いんだよ。んでさ、当分行けねーや、許してね…』

来なくていいっての、アホ!

『…ところで、あそこの制服セクシーだけど、ペチャパイ用ってのもあるのか?まあ、いいか。じゃあ、元気で頑張れな。いろいろとさ、はは…。あと、さっきのおばさんの話、まだあったわ。今すぐは無理でも、時期が来たら今の彼に会ってやって下さいって言ったんだわ、オレ。でね、それでもその男、何が何でもバッテンってことなら、オレ、奪ってきますからってね。あしからず…。敬具』

なんじゃ、こりゃ…

アキラになんて報告すんだよ、コレ…