「ひ~め~ちゃん!」
ふぇ?
スキップしながらやってきた大人気モデルくんに、ほっぺをツンツンされちゃった。
「キミみたいなキュートなお姫様が俺の帰りを待っていてくれるのなら、撮影終わりが深夜になっても、毎日この寮に帰ってくるからね」
最上級の笑顔とともに、目の前から飛んできたウインク。
心臓の負荷が半端なくて、私は前髪をカサカサカサ。
「これからは毎日、ハグで俺を迎えてくれたら嬉しいな」
舌をペロっと出して、テヘって……
売れっ子モデルというのは、どんな顔をしても雑誌の表紙を飾れるくらいカッコイイものなのでしょうか?
魔性の男子に見えてきちゃう。
危険人物としか思えない。
「ねぇ今夜、姫ちゃんのお部屋に遊びに行ってもいい?」



