私が知っている『とばり君情報』は、これで全部。
ミスターコンテストで司会者さんが紹介したことくらいしか知らなくて、ごめんなさい。
「帷、ただいまくらい言え!」と、目を吊り上げた総長様。
「朝都先輩、おひさ~ やっぱこの寮に帰ってくると落ち着くよー」
とばり君は両手を広げ、寮の空気を気持ちよさそうに吸い込んでいる。
「……っ、だから!」
「このところドラマと雑誌の撮影が立て込んでて、寮に帰ってこれなかったんだ。ホテル暮らしも続くとしんどいんだよね。癒しが欲しいから、学校に行く前の少しの時間でも寮を満喫しよう思ったけど、帰ってきて大正解だったよー」
なんて言いながら……
うっ!
とばり君は、なぜこっちを見た?
ペットを愛でるような、ニコニコ笑顔で。
癒されたいのなら、畳スペースのこたつに入るのをおススメします。
ヌクヌクですよ。
(入ったことはないけど)
足を伸ばせるし。
(足が長すぎて、こたつの布団から出てしまうかもしれませんが)
心もほっこりすると思いますよ。
(……多分)



