野いちご学園 逆ハーアイドル寮


「失敗を恐れてウジウジしてしまう私の背中を、『一歩踏み出してごらん』と優しく押してくれる。ダメだった時に『頑張ったね』と前向きな言葉で励ましてくれる。そんな人が運命の相手ならいいなと思いました」



会場の皆さんに、こんなことを問いかけるのは恥ずかしすぎなんですが……



「こんな根暗でコミュ障で陰キャな私ですが……運命の恋……夢見てもいいですか?」







最後に疑問を投げかけ、マイクのスイッチをオフにした私。



足の震えが止まらない。

心臓もドクドクバクバク暴れまわっている。



心の中にある想いを、素直に言葉にしてみた。

でも運命の恋の話あたりから、何を言っているのかよくわからなくなっちゃった。




会場がシーンとしてる。

お客さんがポカンと口を開けて、ステージの私を見ているこの状況。



どうしよう……

私、やらかしちゃったのかも……