「わっ私は……野いちご学園高等部2年……花園……姫歌です……」
はぁ~~
緊張で、声がとぎれとぎれになっちゃう。
「私は小さいころから人と関わるのが苦手で……教室では独りぼっちで。長い前髪で視界を遮って誰とも目を合わないようにして……ヘッドフォンでクラスメイトの楽しそうな笑い声を聞こえなくして……ボッチの淋しさをごまかしながら生きてきました……」
ぼっちの自分の話をしたら、恥ずかしさがこみあげてきちゃった。
「本当は私が……アイドル選手権大会の紹介MCをするはずだったんです……でも怖くなって……コミュ障の私なんかじゃ無理と思って……結局私は逃げてしまいました……」
弱くて無責任な自分をさらけだしたら、涙腺が緩んできちゃったけれど。
ぐっとこらえなきゃ。
私が伝えたいのは、ここからなんだから!



