私を包み込むように、たくさんの拍手が沸き起こった。
ハッとなって顔をあげる。
穏やかに微笑むお客さんたちが、私に勇気与えるかのように拍手をしてくれている。
近くに座っている、私とは違う制服を着た女子高生たちが
「たくさんの人の前で話すのって、怖いよね」
「何もしゃべらなかったとしても、拍手するからね」
ガッツポーズを決めながら、励ましてくれて。
「わわっ……私も人前が苦手で……がっががっ、頑張って……ください……」
自分のコンプレックスを恥ずかしそうに伝えながら、応援してくれる人まで現れて。
私は嬉し涙があふれそうになってしまった。



