待って、待って。 リビングで、イライラの視線をぶつけてのバチバチはやめてください。 見た目通り、気が短い最強総長様。 そして優しい見た目とは裏はらに、優雅に微笑みながら総長さまを挑発するのが大好きなとばり君。 二人のバトルは、私じゃ手に負えませんから。 自分のお部屋に、逃げ込ませていただきます。 私はソファから立ち上がると 「明日は曲作りで、部屋にこもることにします。おやすみなさい」 二人の顔も見ずに、リビングを飛び出したのでした。