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琉架くんの宣言から1時間ほど。
なぜか、私と琉架くんは、
琉架くんのお家の、琉架くんの部屋。
琉架くんの、
『聖里は俺のもの』って言葉は。
お母さんたちに、
〝付き合ってる〟って誤解をされたから。
2人きりになりなさい!ってことで、
いま、琉架くんの部屋にいる訳なのですが......
「琉架くん!絶対あれはないよ!!」
「いやー、これで学校でも家でも、
俺ら、正式にカレカノだね」
怒ってる私に対して、
笑って、能天気なことを言う琉架くん。
「.........っ、絶対認めないから!!」
立ち上がって、そう宣言したとき。



