僕は知っている
僕が僕であることを
僕は知っている
貴方は貴方であって
僕ではないことを
僕は知っている
貴方には貴方の
僕には僕の
考え方や感じ方
得手不得手
その他
数え切れないほどの
アイデンティティが
あることを
なのに僕の意識は
僕を中心に
考えようとして
貴方を貴方と認識し
僕は僕と固定する
なのに僕は
それを聴(ユル)し
相容れない貴方を
否定したがる
なのに僕は貴方を求め
貴方が僕を求めることを
望んでいる
相容れぬディティが
互いに僕らを引き寄せる
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…