【改良版】.:*Distant memory.。.:*

ある日の事

ミラはラナと出かけてる途中
リオンの姿をみつけ声をかけようとする。

「あ!リオ···」

その時女性がリオンに声をかけ
ミラは反射的に物陰に隠れてしまった。

(リオやっぱり人気ね··)
そっと2人の様子を見るミラ。

ラナはお店の中で買い物中。


「リオン〜っ。久しぶりね?最近遊んでくれないんじゃない??」

街を歩いていると
リオンに抱きつく女性。

「邪魔」

「ほんと相変わずつめたいのね?例のお姫様とくっついてからさらに冷たくなったわ」

ミラと違い他の女性には
つめたい態度のリオン。

「あ?もともとこうだろ」

リオンの態度をみたミラは
(私と全然態度違う···。リオに嫌われちゃったら私も···)
と少し不安になる。

女性は
「まぁそんなリオンもかっこいいんだけどね?でもリオンも大変ね、お姫様守らなきゃ行けないんだもの。」

リオンは
はぁとため息をつき
「仕方ねぇだろ。」
とつぶやく。


この様子を見てしまったミラは
ズキっと心が少し痛む。
(仕方ない···か··)
ミラはこの場に居たくなくて、ラナの元へと去った。

「もう嫌気さしてるんじゃない?」
女性の言葉にリオンは

「は?お前さ、適当な事言ってんなよ。俺がしたくてしてんだ。」

「もう、リオンつまんないっ」
そう言って機嫌を損ねた女性は
帰っていった。