【改良版】.:*Distant memory.。.:*

数日後

「決まったんだな、ミラちゃんの結婚」
「そうねぇ…」

1枚の紙を見て、その後すぐリオンを見るシュウとラナ。
紙には、ミラとアレンの結婚が決まったことが。

「やべぇ…めちゃくちゃ声かけずれぇ…」
「私らが気きかせてたらだめじゃない」
「じゃあラナいけよ…」
「いやよ」


「おい、シュウ、ラナ。そろそろ行くぞ」
と声をかけるリオン。

「お、おう。…普通?」
「いや、痩せ我慢してんのよ。きっと心では…」

「あのなぁ…聞こえてんだよ…」
少し機嫌悪く話すリオン。

「あ、わりぃ…。ん?」
ふとシュウは立ち止まり、遠くを見つめる。