【改良版】.:*Distant memory.。.:*

「お前そうゆうの好きなのか?」
「なんだろう…。なんだか、懐かしいの」

その言葉を聞き、ハッとするリオン。
幼い頃、ミラから貰ったネックレスを思い出す。

(記憶なくても…覚えてんだな)
どこか、リオンはうれしくなる。


「リオ、行こっ」
「あ、ちょっと待て」

と、リオンは先ほどのネックレスを購入する。



「リオも気に入ったの?」
「俺のじゃねぇよ。…ほら、後ろ向け」
そういうと、ミラにネックレスを付けるリオン。

「リオー…これ…」

「無くすなよ?」

リオンは先ほどのネックレスをミラにプレゼントした。

「ありがとうっ」
と、嬉しそうに笑うミラ。


そのミラの笑顔に
ドキッとするリオン。

「あぁ···」