外でいっぱい頑張ってるマオが、セーラの前でだけ子どもみたいに素直に甘える。
裏表激しいのは変わっていないが、マオは以前よりずっと柔らかく笑うようになったと親衛隊から評判だ。
聖女と魔王の衝撃婚により、発光令嬢は絶滅して、純粋なファン令嬢が増加していた。
張りつめ続けたマオを全部受け入れて甘やかすセーラの存在に、マオは幸せに浸っていた。
そんなふにゃふにゃの顔で笑って、セーラの膝の上で安心してうたた寝する可愛いマオがいると、セーラも幸せに溺れていた。
セーラの寿命が尽きるその日まで二人の甘い日々は続く。終わりを告げる時に楔が全てを終わらせることが約束されている。
マオが100年追い求めた幸せが、今ここに成っていた。一人だった日々を風化させるほどの幸せに毎日包まれている。



