再び異世界?!─平凡聖女の育てた少年が、年上魔公爵になって貫く健気過ぎる激重純愛♡─


マオの脳内は自分の欲を満たしつつセーラのためにどうするかを考えてフル回転である。

マオはいつもセーラ、セーラ。

セーラはいつもマオ、いい子、いい子だ。

小さい頃から変わらない。

その愛の交換が、今や夫婦として循環している。


「マオだーいすき」

「もっと言って?」

「大好き大好き食べちゃいたい」

「僕も、セーラを全部食べたい。今夜も『雨』なんて言わせないからね」

「マオは本当に『雨』を止ませるのが上手だから、敵わないよ」


マオの手がセーラの後頭部を捕まえて優しく引き寄せると、二人の唇が引き合うように愛を繋ぎ合う。

甘いキスを食べ終わって微笑み合い、また光の中でまったりとお喋りをしてはマオの額をセーラが優しく撫でる。



「マオ、いい子だね」