マオと休日の朝食を一緒に取ったセーラは、明るい光が降り注ぐテラスガーデンに置いたソファに座っていた。
マオがソファに寝転がって、セーラの膝に後頭部を預けている。
「セーラを膝の上に乗せて仕事したいから、明日は僕の仕事について来てくれる?」
「いいよ?」
マオのおねだりにセーラは即答してクスクス笑い、光に透けて美しいマオの金色猫毛を指で梳いて遊ぶ。
優しい手つきを感じつつ、マオの金色の瞳がカッと見開く。
「いや、やっぱりダメ。セーラを誰にも見せたくない。屋敷で僕のことだけずっと考えてて」
「いいよ?」
「いや、やっぱり馬車までついて来てもらって、隣の部屋で待っててもらって、でもセーラが一人で退屈したらダメだからビンビンも連れてお茶も用意して」
「よしよし、いっぱい頑張ってるんだねーマオよしよーし!」



