セーラはこのえっち記録を読んだ時から予測を立てていた。ビンビンにも聞いてみたところ、可能性はあると回答をもらった。
なかなか純潔を捧ぐ儀式にまで至らなかったが、今、白い光を纏うマオを見てセーラは確信を持った。
マオは今、喉から手が出るほど欲しかった神力を、ついにその手にしたのだ。
「僕が、神力魔法を扱える?」
セーラは素肌のままマオの膝の上に飛び乗って、遠慮なく素肌をひっつける。
「たぶん使える!ような予想!」
金色の瞳がきょろきょろとマオ自身の身体を見つめて観察し、マオは両手を開いたり閉じたりしながら己の中の感覚を研ぎ澄ます。生まれたての格好のままで自身の中の感覚を探れば、確かに知らない力が芽吹いていた。
「これが神力?」
「私の目には、マオの周りにふわーって白い光が見えるよ?昨日まではなかった」
裸の身体にやっと白いシーツを纏ったセーラが愛らしく微笑む。
「セーラ、知ってたの?」
「そうなったらいいなって思ってた。マオ、召喚士になりたかったって言ってたでしょ?」



