マオはここ100年で一番意味がわからなくて、きょとんと首を傾げた。
「どういうこと?セーラ」
「これ、見てこれ!」
セーラは熟読し続けてきたアイビンのえっち初体験記を、マオのえっちな胸に押しつけた。
マオはその手記と共にセーラを抱き寄せる。セーラを後ろから抱き締めつつその手記をさっと読んだ。
アイビンの赤裸々なえっち記録は卓越した文章力により非常にえっちなものであったが、えっちの仕方よりもずっと重要な情報が語られていた。
純潔を失い、召喚士の神力を失った。
だが、その神力が
夫に移ったかもしれない。というのだ。
(アイビンの夫やデュオは普通の人間だったから使いこなせなかったかもしれないけど、天才魔法使いのマオなら神力を使えるんじゃ……!!)



