素肌と素肌で交わって純潔を捧げた、朝。
セーラはもう二度と元の世界に帰れない体になった。
セーラがマオの腕の中で目覚めると、光がまぶしくて。マオの裸が美し過ぎて輝いているのはもちろんなのだが、聖女の特別な目にはマオが白い光を纏って見えた。
起き上がったセーラは素肌を放り出したまま叫んだ。
「マオ、起きて!マオ!」
セーラがマオの腕から逃れると白い光が消えて、セーラがマオの腕に触れると、またマオの身体に白い光が纏わりついた。
眠い目を腕でぐいと擦ったマオは、セーラの元気な声に口角が上がりつつベッドに座り直した。
するとセーラがマオの肩に両手を置いて大きな声で言い切った。
「マオ、神力魔法が使えるようになったかも!」



