マオはセーラを優しく抱き締めて、ベッドに一緒に寝転んだ。裸のセーラを胸に抱きよせて小さな頭を撫でて、艶のある黒髪を愛しく梳く。
「僕がもし全く我慢しなくなったら、まずセーラが一人で歩こうとすると足が本当に消える魔法が発動する。セーラはもう一人で歩けない」
「え」
「ビンビンにもデュオにも誰にも見せたくないからずっと部屋に閉じ込めて、僕以外と話もさせない。
可愛いと思ったら何をしている最中でも僕が欲情してコトを始めてしまう。
嫌がっても泣いても暴れても僕に敵わないセーラを押さえつけて、朝でも晩でも一晩中でも抱いてしまうんだ。
僕はそういう二人きりの楽園も素敵だと思うけど、どう思う?」
「ま、魔王ジョークって……わけじゃない?」
「欲望を垂れ流して押し付けるだけなのは、手段として賢くないでしょ?」
「そ、そうね」



