ビンビンが瓶底眼鏡の奥で真顔になるが、さすがに言い直させたりはしなかった。誓いの言葉は当人たちの自由だ。 マオは丁寧に跪いて、セーラの指先に誓いのキスをする。ずっとずっとセーラを見つめながら金色の瞳が離れない。 「聖女様から、誓いの言葉を」 セーラもずっとマオの痛いくらいの視線を見つめ返して微笑む。 「私はもうマオを、決して一人にしません」