セーラはアイビンのえっちな初体験記に記してあったことが事実か、ビンビンに要確認した。純潔喪失に向けて余念がないセーラである。 (ビンビンがアイビンと同じことを語ったなら、もうマオを一人にしないで済むかも!かもだけど!) ビンビンの話を聞いたセーラは夜中に部屋を抜け出して、ある場所に乗り込んだ。 「国王様!聖女が持つ最高位の権力、今、ここで使わせてください!!」 セーラがいきなり乗り込んだのは国王様の部屋だった。国王様は目を丸くした。