マオは己の欲のためだけに、安易な悪の道を選んだりしなかった。 マオは誰も傷つけず、セーラを取り戻す方法を探したのだ。 (マオは私が帰ってきたときに言った。 『長かった』って。 その一言が、どれほど……どれほど重かったか)