セーラがぼろぼろ涙を流して、床に倒れ込んだまま動かないマオの隣に立ち尽くした。 アイビンは何もしていない赤ちゃんの魔王を殺そうとした。 何もしていないマオを同級生たちはイジめた。 みんなを守ろうとしたマオを、貴族たちは殺せと言い、国王は殺せと命令した。 ビンビンはマオを殺した。 マオを攻撃するのはいつだって、 耳を塞いで怯える弱い心そのものだ。