人と深くかかわるのが怖くなったセーラは
赤ちゃんのマオと出会って、心を動かされた。
生きてきた意味をもらった。
「僕に愛されて、僕に存分に甘えてね」
セーラが怯えて無意識に避けてきた人との深い関係を、マオがくれた。
セーラの人生で情熱を傾けたいと思った唯一の相手。それがマオだ。
「セーラ大丈夫だよ。僕は雷なんかでいなくなったりしない」
月日がたち、子どもみたいに怯えるセーラを抱き締めて守ってくれるほどマオは大人になった。
「セーラじゃないと僕は殺せないんだ。それはとっても安心でしょ?」
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