デュオは幼き頃、聖女屋敷の使用人として働いていた。 そこで出会ったビンビンに、デュオが惚れ倒してしまったのだ。 国に一人の貴重な召喚士であるビンビンと釣り合う結婚をするために、デュオはどうしても公爵位が必要だった。 デュオはマオの動向を逐一記録し、マオの行動記録と、国民の石化記録を掛け合わせてマオが石化魔王であることを見事に見破った。 その類まれなる頭脳を活かして 石化魔王の活動に協力するから、公爵の息子にして欲しいとマオに交渉したのだ。 『そろそろ手が足りなかったんだ。助かるよ』