しっかり腰を支えて嬉しそうに笑うデュオに抱きとめられて、ビンビンはうっとり今日の話題を忘れそうになった。
(デュオ様とのキスはキモチい……じゃなくて!)
だが、そこは召喚士の責任ある立場のビンビンの意志力で盛り返す。ハッと快楽に溺れかけた瞳が正気に戻る様を見て、デュオは内心舌打ちしつつ顔には彼女専用の優しい笑みを讃えた。
抱き締めるデュオの肩を押して、ビンビンはデュオに相談事を持ちかける。
「デュオ様、実はお伝えしたいことがあって」
「何でしょう?何かお困りですか?ビンビン様のために、私ができることなら何でも致します」
即答のデュオに、ビンビンがホッと胸をなでおろす。この件は相談する相手を間違えると、即死の可能性がある。
「実は私、石化魔王の正体が、マオ様なのではないかと疑っています」
「マオ様が石化魔王?!」



