マオは膝の上に横抱きに乗せたセーラが逃げないように抱き寄せては、その柔いほっぺに延々と頬を重ねた。
頬キスの意味が違うとセーラは思ったが、やわやわ重なるほっぺはとにかくあったかくて気持ち良くて肌がすり寄せ合う気持ちに幼さすら思い出す。
両頬をまんべんなくすりすりし続けられて、セーラの柔くて白いほっぺたが剥げたかと思った。
マオがすりすりすり寄せるほっぺが、限界までセーラの頬を撫でたかと思うとその延長でマオの唇がふにふにとセーラの頬にくっつく。
あまりに自然な流れできっちり頬にキスされて、セーラはきょとんと眼を見開いた。マオは心底嬉しそうに眉を下げてイタズラっ子な猫みたいに明るく笑った。
「そんなにびっくりした?ほっぺにキス、してよかったんだよね?」



