顔を逸らそうとするセーラの両頬を両手で挟むと、柔い感触にマオの手の平が喜ぶ。セーラの胸の内側から大きな花火が爆発しているのではないだろうかというほど轟音が響いた。
「嫌なら逃げてもいいよ、逃がしてあげる。僕はセーラが嫌がることは絶対しない。でも恥ずかしいだけならじっとしてて、僕から逃げないで」
マオの綺麗な顔が近づいて、頬と頬がむにむにっとくっついた。
ほっぺとほっぺが重なって、柔くてあたたかくて、ほっぺ同士のキスが艶めかしい柔さとともに優しい気持ちを通わせた。
「セーラのほっぺた柔くて小さくて可愛い」
「ち、近い近い近い」
マオがすべすべした頬をセーラの頬に重ねて擦って擦って重ねて柔さを共有し合う。やわやわして感触を通わせてくっつくと、ずっとくっついていたくなってしまう。
「気持ちいい、セーラのほっぺ可愛くて良い気持ち」
「な、なんかほっぺスリスリーとか子どもになった気分なんだけど」
「そう?僕はすごいえっちな気分だけど」
「ま、魔王ジョーク?」
「まさか」



