初恋婚〜幼馴染のエリート同期と離れられなくなりました~

きっと、ずーっと昔から優莉奈は俊介からの言葉を待っていた。
「はい。よろしくお願いします」

指輪もない。
プレゼントもない。

素敵な星空もない。
だけどそんなこと関係なかった。

それらはこれから手に入れていけばいい。
ふたりが離れていた時間を埋めるように、なにもかもを経験していけばいい。

「優莉奈、最高!」
俊介が嬉しそうに声を上げて優莉奈を抱きしめる。

それは遠い昔の記憶。