明日、俺はアメリカへ発つ。
海外研修を受け入れたことを後悔していた。
明日が来なければいいのに、そう思いながら夜明け近くまで杏子を貪った。
しかし、何度目かに果てた後、束の間寝てしまった隙に、杏子は姿を消してしまった。
アラームをセットしてくれるという優しさには感謝したが、それなら起こして欲しかった。
俺はちゃんと今後のことを話しておきたいと思っていたのだ。
ただ流れで杏子を抱いたわけではない。
ちゃんとこれからのことも考えていた。
3年離れることになるが、杏子の元に必ず返ってくるからと。
帰ってきたらもう絶対離れないから……そう言うつもりだった。
ところが杏子のアラームで起きてみると、従兄の光希からいくつものメッセージが入っていた。
伯父からお守りと御札を預かっているという。必ず取りに来いと。
俺は関空へ行く前に光希に会いに行かなければならず、杏子に連絡が出来ないまま日本を離れた。
その後、ロスに到着したとメッセージを送ってみたが、既読になることはなかった。
もしかして、まだブロックされたままなのか?
あれだけ激しく抱き合ったのに?
何度もメッセージを送ったが、やはり既読にはならない。
俺は焦って時差を考えることもなくメッセージアプリから電話をかけてみた。
たのむ! 出てくれ!
その祈りも空しく、電話は通じなかった。
海外研修を受け入れたことを後悔していた。
明日が来なければいいのに、そう思いながら夜明け近くまで杏子を貪った。
しかし、何度目かに果てた後、束の間寝てしまった隙に、杏子は姿を消してしまった。
アラームをセットしてくれるという優しさには感謝したが、それなら起こして欲しかった。
俺はちゃんと今後のことを話しておきたいと思っていたのだ。
ただ流れで杏子を抱いたわけではない。
ちゃんとこれからのことも考えていた。
3年離れることになるが、杏子の元に必ず返ってくるからと。
帰ってきたらもう絶対離れないから……そう言うつもりだった。
ところが杏子のアラームで起きてみると、従兄の光希からいくつものメッセージが入っていた。
伯父からお守りと御札を預かっているという。必ず取りに来いと。
俺は関空へ行く前に光希に会いに行かなければならず、杏子に連絡が出来ないまま日本を離れた。
その後、ロスに到着したとメッセージを送ってみたが、既読になることはなかった。
もしかして、まだブロックされたままなのか?
あれだけ激しく抱き合ったのに?
何度もメッセージを送ったが、やはり既読にはならない。
俺は焦って時差を考えることもなくメッセージアプリから電話をかけてみた。
たのむ! 出てくれ!
その祈りも空しく、電話は通じなかった。



