ダンっ
「ウッ……」
ボカッ
「イテッ」
わぁ……始まった。
ひなは寝相が悪いのだ。
狭いシングルベッドにいつも二人で寝ていた私は慣れているけれど、たまに一緒に寝る大輝はいつも悲鳴をあげていた。
あら、でも鷹也起きないわね。
やられっぱなしなのに起きる気配はない。
でもとりあえず、川の字で寝るのは今日でおしまいかもしれない。
鷹也が白旗をあげる可能性大だから。
私は最初で最後になるであろう二人の様子をスマホで撮影し、ひなの隣に潜り込むことにした。
ついでに自撮りで川の字になった3人を撮っておく。自撮り写真を確認、確認。
「『川』じゃなくてこれ『H』ね……」
「ウッ……」
ボカッ
「イテッ」
わぁ……始まった。
ひなは寝相が悪いのだ。
狭いシングルベッドにいつも二人で寝ていた私は慣れているけれど、たまに一緒に寝る大輝はいつも悲鳴をあげていた。
あら、でも鷹也起きないわね。
やられっぱなしなのに起きる気配はない。
でもとりあえず、川の字で寝るのは今日でおしまいかもしれない。
鷹也が白旗をあげる可能性大だから。
私は最初で最後になるであろう二人の様子をスマホで撮影し、ひなの隣に潜り込むことにした。
ついでに自撮りで川の字になった3人を撮っておく。自撮り写真を確認、確認。
「『川』じゃなくてこれ『H』ね……」