「悠太……」
「ん? ……その人誰?」
「ひなのパパなの!」
「はぁ!? ひなのパパ? なんで今頃――」
まずい。ただでさえ今ピンチなのに、悠太まで騒ぎだしたら!
でもちょうど良かったわ。
ひなを2階に連れて行ってもらおう。
「悠太、ちょっとひなと上で遊んでてくれない? ひな、悠太とゲームしておいで」
「え、なんでだよ。俺も話を――」
「ひな、ゲームやる!」
「え」
ここは大人しく2階に上がってもらわないと。
ひなは一生懸命パパの援護をしてくれているけれど、聞かせたくない話もある。
このままでは話が進まない。
私は悠太に向かって指を2本立てた。
「悠太?」
『カップ麺2個でどう?』
目で会話をする。
すると悠太がパーの手をして首を小さく振った。
『5個は譲れねーな』
『はぁ? じゃあ3個。これ以上はダメよ』
私は指を3本立てて、小さく首を振った。
『しかたない。手を打ってやろう』
「ひな、にいちゃんとボーリングするか?」
「ぼーりんぐー! うん、やる!」
こうやってカップ麺で釣った悠太にひなの面倒を見させることに成功した。
これでやっと大人同士の会話ができる。
「ん? ……その人誰?」
「ひなのパパなの!」
「はぁ!? ひなのパパ? なんで今頃――」
まずい。ただでさえ今ピンチなのに、悠太まで騒ぎだしたら!
でもちょうど良かったわ。
ひなを2階に連れて行ってもらおう。
「悠太、ちょっとひなと上で遊んでてくれない? ひな、悠太とゲームしておいで」
「え、なんでだよ。俺も話を――」
「ひな、ゲームやる!」
「え」
ここは大人しく2階に上がってもらわないと。
ひなは一生懸命パパの援護をしてくれているけれど、聞かせたくない話もある。
このままでは話が進まない。
私は悠太に向かって指を2本立てた。
「悠太?」
『カップ麺2個でどう?』
目で会話をする。
すると悠太がパーの手をして首を小さく振った。
『5個は譲れねーな』
『はぁ? じゃあ3個。これ以上はダメよ』
私は指を3本立てて、小さく首を振った。
『しかたない。手を打ってやろう』
「ひな、にいちゃんとボーリングするか?」
「ぼーりんぐー! うん、やる!」
こうやってカップ麺で釣った悠太にひなの面倒を見させることに成功した。
これでやっと大人同士の会話ができる。



