おじさん。
……まあおじさんだよな。もうすぐ30歳になるんだし。
それに叔父なんだし。……なんだか年齢を感じるな。
「鷹也くん、芙佳抱っこしてみる?」
「え」
こんな小さいのを俺が抱っこする?
まだ目が見えていないようだし、見るからにふにゃふにゃだ。
いいのか? 本当にいいのか?
「首が据わってないから、まず右手首の下に入れて……そうそう。で、左手は――」
首を支えながら持ち上げると、軽そうに見えたのに意外と重みがあった。
「三八〇〇グラム位かなあ、今」
「可愛い……」
思わずそんな言葉が出てきた。
本当に可愛いのだ。小さな子供なんて全く縁がなかったが、ふにゃふにゃでミルクの香りがぷんぷんするその赤ちゃんはめちゃくちゃ可愛かった。
ふと杏子の子供のことを考えてしまった。
あの子も生まれたときはこんな感じだったのだろうか。
光陽より一回り小さかった気がするから二歳くらいか。
杏子の子供……。
「意外だな。鷹也がそんなふうに抱き上げて可愛いって言うなんて」
「……」
……まあおじさんだよな。もうすぐ30歳になるんだし。
それに叔父なんだし。……なんだか年齢を感じるな。
「鷹也くん、芙佳抱っこしてみる?」
「え」
こんな小さいのを俺が抱っこする?
まだ目が見えていないようだし、見るからにふにゃふにゃだ。
いいのか? 本当にいいのか?
「首が据わってないから、まず右手首の下に入れて……そうそう。で、左手は――」
首を支えながら持ち上げると、軽そうに見えたのに意外と重みがあった。
「三八〇〇グラム位かなあ、今」
「可愛い……」
思わずそんな言葉が出てきた。
本当に可愛いのだ。小さな子供なんて全く縁がなかったが、ふにゃふにゃでミルクの香りがぷんぷんするその赤ちゃんはめちゃくちゃ可愛かった。
ふと杏子の子供のことを考えてしまった。
あの子も生まれたときはこんな感じだったのだろうか。
光陽より一回り小さかった気がするから二歳くらいか。
杏子の子供……。
「意外だな。鷹也がそんなふうに抱き上げて可愛いって言うなんて」
「……」



