唯一の血である私はご主人様から今日も愛を囁かれています

「雷雨様、大丈夫ですか?」


「痛い……頭が割れる」


「わ、私に出来ることはありますか?」


嘘で言ったつもりが本気で心配させてしまった。


「雪璃が血をくれたらなおるかも」


「なっ……!さっきの嘘だったの?」


雪璃(せつ)


「なに?」


「愛してるぞ」


「また貴方はそういう恥ずかしいことを……!」


「俺が満足するまで雪璃の血を吸うから覚悟しろよ」


「ほ、ほどほどにね」


恋人になっても雪璃のツンデレは健在で。


「雷雨様。痛くしないでね?」


「っ……もう手加減できなくなった」


「なんでよ!?」


「雪璃の可愛いセリフで俺の理性は限界だ」


時々、俺の理性を狂わせるようなことを言って、俺をおかしくさせる。


これからもお前はそうやって俺の心を惑わせるに違いない。けど、雪璃がそうやっていつまでも可愛いから俺は雪璃に夢中なわけだけど。


「好きだ、雪璃」


「っ……!」


唯一の血である俺の専属メイド。


俺は今日もお前に愛を囁く……。