唯一の血である私はご主人様から今日も愛を囁かれています

「胸を触られながら吸血されるのは、どんな気分だ?」


「っ……!」


「声を抑えてる雪璃も可愛い。どこまで我慢できるか、試してみるか」


「やめ、て。雷雨様。私、もう……」


恥ずかしさのあまり、すこし涙目になっている私。


嫌いな人から触られているわけじゃない。

怖いわけじゃないのに、涙が出てくるのは雷雨様に失礼すぎるよね。


「怖がらせたか?ごめんな。ほら、こっち向いて」


「雷雨様?」


「こんなんでお前の機嫌が良くなるかわからないけど……」


私の両耳を塞ぐ雷雨様。なんでだろうと思っていると、雷雨様の整った顔がゆっくりと近づいてきて。


観覧車が一番頂上に上がった時。


ーーーチュ。


「怖いのこわいの飛んでいけ。雪璃、口あけて?」


「う、うん。んぅ……」


優しい口調と共に私の中に入ってくるのは雷雨様の舌。優しいキスから、突然激しいモノに変わっていったり。


耳をふさがれているせいで、音が響く。もう、逃げられないって……逃げたくない。そんな気持ちになった。


いつも雷雨様に変態って言ってるけど、私だって変態じゃん。

だって、雷雨様とのキスが「気持ちイイ」って思っちゃったんだもん。