唯一の血である私はご主人様から今日も愛を囁かれています

「雪璃、ちょっと身体触るぞ」


「わっ……。ら、雷雨様、これって」


「俺の膝の上なら怖くないだろ?」


「だから怖がってないってば」


こんなことされたらドキドキが止まらなくなる。

雷雨様に私の心臓の音聞こえてない?大丈夫?


「雪璃。いい加減、機嫌なおしてくれよ」


「っ……」


反則でしょ。自分がカッコいいからって、こんなことで許されると思ってるの?

って、こっちはもうご機嫌がナナメとかそういうのはどうでもよくなってて。


「こうやって近くで触るのは久しぶりな気がする」


「そうかしら」


「雪璃は俺と一緒に寝てくれないからな。でも、今日はベッドでイチャイチャしたから、これと変わらないか」


「バカッ」


「雪璃、さっきから主人に対してバカバカ連呼しすぎ。ここまで言われると俺、傷つく……」


「ご、ごめんなさい」


「悪いと思ってるなら、そのままじっとしてて」


「……え?」


叩かれる!と身構えていたのもつかの間、後ろにいる雷雨様の顔が近付いて……私の首筋に牙が立てられた。