秘密の彼氏は、私にだけ甘すぎる



「龍斗たちと一緒にいるところを理帆に見られたあの日は、理帆へのプレゼントを買うのに付き合ってもらってたんだ」


そうだったんだ。

男の子三人でプレゼントを選んでくれる姿を想像すると、なんだか微笑ましくて思わずクスリとする。


……そうだ。プレゼントといえば!


「白クマのキーホルダー。せっかくもらったのに、スクールバッグにまだつけてなかった。これからはちゃんとつけるね」

「うん。そうだ、理帆。明後日の月曜日、俺と待ち合わせして一緒に学校行かない?」

「えっ、いいの?」

「ああ。俺、理帆と一緒に登校したい」


まさか、翔也にそんなふうに言ってもらえる日が来るなんて。胸がじわりと熱くなる。


「それじゃあ、月曜日は一緒に登校するってことで。約束ね!」


私は翔也と、指きりをした。