秘密の彼氏は、私にだけ甘すぎる



翔也が私に勉強を教えてくれたお陰で、中間テストは赤点を1つも取ることなく無事に終わり……。

待ちに待った翔也とのデートの日が、やってきた。


この日の天気は快晴で、まさにお出かけ日和。


私は朝早起きして、メイクをいつもよりも頑張った。

普段は下ろしたままの黒のロングヘアも、今日はゆるくふわっと巻いて。

お気に入りの花柄ワンピースにカーディガンを羽織り、ブーツを合わせて準備完了。


「いってきます!」


私は家を出て、翔也との待ち合わせ場所へと向かう。


早く、翔也に会いたい。

そう思うと、駅へ向かう足取りも自然と早くなった。


しばらく電車に揺られ、私が待ち合わせの10分前に約束の場所に着くと、翔也はすでに来ていた。